社会人3年目の日々のこと

日々のこと、これからのこと書きます。

最近の出来事

「〇〇ちゃんは、強い!」


転職について相談した先輩に言われた一言。

そうか私って強いのか〜。

気づけば私も社会人3年目。

あれ?めちゃくちゃ辛くて辛くて毎日泣いていた1年目から月日は流れ、、


こんな仕事続けてる先輩たちありえない!?

って思ってたのに私も気づいたら続けちゃってる?!


2年目から本当に時の流れが早すぎてついていけないよね〜

あー、みんなこうやってなんだかんだで続けちゃってるんだよねっこと〜笑


このままでいいのかな、答えは出ないまま。

辛さに慣れてきてしまった、3年目スタートですすすっ

これからのこと  『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』を読んで

過去を振り返り、現在、未来を考えるきっかけに。

今までの自分は「現在」を考えてばかりでいっこうに前進めずに同じ場所を

ずっとぐるぐると回っていた。

 

この本を読んでいくとステップに分かれて自分だけの100年カレンダーを作ることができる。

「過去でもなく、未来でもなく、いまここ。」

これまで過ごしてきた過去と、まだ見ぬ未来を100年カレンダーに見える化をしながら

限りある人生の「使える時間」を直視し、「いま、何をすべきか」の

具体的なアクションを決めていく。

 

今の自分の考え方とか、行動指針は今まで出会ってきた人達のおかげだという事にも

改めて気づくことができた。

周りの人達への感謝の気持ちを忘れずに、自分も影響を与えられる人になる。

 

ここに4年後のわたしは

『お店のオーナーになる』

ことを宣言する。

 

 

【読書日記】月曜日の抹茶カフェ 青山美智子

「お探し物は図書室まで」を読んで青山美智子さんにハマってしまい新作が出たので読んでみた。


「木曜日にはココアを」の続編。あー、あの時と!!と懐かしくなってまた読み返してしまった。

もちろんこの本だけ単体でも十分楽しめる。


東京と京都をつなぐ12ヶ月の心癒されるストーリー。


マーブル・カフェのマスターの提案で、定休日の月曜日に抹茶カフェを1日だけ開くことになった吉平。

吉平は今まで京都にある実家の抹茶屋を継ぐ気でいたが、父親から東京支店を開くことを任されてしまう。

このまま実家を継いで将来安泰だと思っていた吉平は、30歳になって新しいことに挑戦することに抵抗を感じていた。



その吉平の言葉がすごくタイムリーで自分の中に強く印象に残った。

「もうすぐ今年が終わる。たぶん、今までの人生の中で1番濃い一年だった。」

いつもだったら読み流してしまう一文。

濃い一年だったと振り返ることが出来るのはとても幸せなことなんだと最近気づいた。


わたしには学生時代から付き合っている彼氏がいる。

ふと、社会人2年目は1年目に比べてあっという間だったという話になった。気づけばもう9月、あと3ヶ月で一年が終わってしまう。

社会人になってから時の流れが本当に早く感じる。会社の先輩は、本当にあっという間に30手前よと言っている。私はまたまた〜とか言っているが、その激動の中に一歩足を入れようとしているのかもしれない。


実は、彼は今年転職をした。その彼が、

「歳を重ねるにつれて時の流れは早くなる。だってほら旅行に行った時とか行きは初めて見るもの、帰りは一度見たことがあって記憶に残っているから早く感じる。社会人になって時間の経過が早く感じるのは、毎日同じことの繰り返しで脳が何も考えずに処理しているから。

だから毎日新しいこととか、色んなことに挑戦できる今の環境はすごく楽しいし、ずっとそうでありたい」

と嬉しそうに目をキラキラさせながら言っていた。

私もこれからの人生、毎年噛み締めながら生きていきたい。

少なくともそう思えるような努力を日々積み重ねて行かなくては。


【読書日記】ヴァン・ショーをあなたに 近藤史恵

タルトタタンに続き第2部を読んでみた。

読んでいるだけでヨダレが出てきてしまうくらいお腹が空いてくる。


今回は三船シェフの過去についても触れる部分が、、、

初めて聞くフランス料理の用語は、実際に検索せずにはいられない。

初めて聞く料理名や、ビストロでの立ち振る舞いなど新しく得た知識がたくさんあった。



三船シェフオリジナルのヴァン・ショー

いつか絶対飲んでみたい

【読書日記】タルト・タタンの夢 近藤史恵

ときどき旅に出るカフェに続き、近藤史恵さんの作品。
読んでいて、美味しそうな食べ物が
目の前に浮かんでくる。

ビストロ・パ・マルにやってくるお客さんの巻き込まれた事件や、不可解な出来事の謎を解き明かしてくれるシェフ三船。

作品に出てくる、美味しそうな料理の名前を検索してはどんな味か想像をして行った気持ちになってずっとワクワクしていた。

私もヴァン・ジョー飲みたいな〜。
大学時代にドイツへ行った時のクリスマスマーケットで飲んだホットワインすごく美味しかったな。またあのホットワインを飲みたい。
嗅いだ匂いとか情景、音とかを感じるとその時のことをパッと思い出す。

そう、ふと見上げればもう空は秋の空になってました。

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【読書日記】みかんとひよどり 近藤史恵

ハマったらとことんその作家の本を読みたくなってしまう性格。


視覚だけで美味しく感じて、お腹がいっぱいになってしまう。



《あらすじ》

雇われシェフの亮二は行き詰まっていた。

腕には自信があったのに客がこず、このままでは料理への情熱も失いそうだ。そんなある日、猟に入った山で無愛想な猟師、大高に出会う。以前からジビエ料理を出したいと願っていた亮二は人を避け自然の中に生きる大高のもとに通いはじめる。だが何故か大高の周りで不可解な事件が起きはじめる。



人生を複雑にしたくない猟師、大高とシェフ潮田亮二の関係がどんどん深まっていくのが見どころ。

人間の都合で農作物を荒らす害獣として駆除されている野生生物。普段食べている、牛、豚、鳥とジビエとして使われる野生生物との差はないが猟師は悪とされている現実。

男の葛藤している描写に惹きつけられた。

【読書日記】ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵

この本は、姉に薦められたのがきっかけ。


この本が上半期読んだ中で1番良かったし、人にお薦めしたくなる本だった。


《あらすじ》

平凡な生活を送る瑛子が近所で見つけた日当たりの良い一軒家のカフェ。店主はかつての同僚・円だった。苺のスープなどメニューにあるのはどれも初めて見るものばかり。旅先で見つけたものを再現してだしているという。英子に降りかかる日常の小さな事件は世界のスイーツによって少しずつほぐれていく。


店主・円のカフェがとてもとても魅力的。

月の初めの10日間は、店を閉め世界中のスイーツ研究で旅に出たり、試作品を作る時間。

本の世界ではあるけど、現実としてそんな暮らしができたらとても理想的だと感じてしてしまった。

作中に出てくるスイーツや飲み物はとても興味深く、ネットで検索して調べながら読んでいたらお腹も心も満たされていた。


何より自分の好きな空間で、会話をしたり人をもてなしたり笑顔にしたいという自分のやりたいことの理想形で引き込まれてしまった。


わたしも円のように強く生きる女性でありたい。